運動して体を鍛えることで体力が付き、免疫力が向上して病気にかかりにくい体になることはよく知られていますし、健康づくりのためにジョギングなどの運動を生活に取り入れている人もたくさんいることでしょう。

しかし、いくら体に良いと言っても、無理をして運動しすぎると逆効果です。急激に体力を消耗したり、2時間を越えるようなオーバートレーニングを行うと、実は体はその後で極端に免疫力が低下した状態になります。

それから徐々に回復していくのですが、これにかかる時間は人によって異なり、長い人だと2週間前後掛かってしまう場合もあります。

免疫力を向上させるための運動は、無理をせずゆっくりと自分のペースで行い、継続することが何よりも重要です。

激しい運動をしたほうがカロリー消費も多く、ダイエットや体力づくりに効果があると思われがちですが、実際のところは深い呼吸を繰り返しながら体を動かす、軽い「有酸素運動」のほうが脂肪燃焼効果が高いのです。

脂肪が落ちていき、筋肉に置き換われば、それだけ基礎代謝が向上し、同時に免疫力も高まります。具体的には、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水中運動などを自分の能力の5割、軽く汗ばむ程度で1日20分程度続けることが効果的です。運動の時間は食後1時間以上経過してからが最適です。

食事の前に運動すると、体はエネルギーを補給しようと食べたものを全て脂肪として蓄えようとしてしまいます。血圧が高めの人は、朝の運動には注意が必要です。狭心症などが起こりやすくなる原因になるためです。

起床して1時間以上経過してから、十分に準備運動を行い体をほぐし、血圧を安定させてから運動を始めましょう。汗をかいたらそのままにするのではなく、きちんと水分補給をしてください。

汗とともに塩分も流れ出てしまうのでミネラル補給できるスポーツドリンクが適していますが、糖分が多いものもあるので注意してください。

また、天候や体調によっては無理をせず、しっかり休息を取ることも重要です。一般的な目安として、一日一万歩で約300キロカロリーが消費されるので、万歩計などを活用して「適度な運動」を心がけてください。