便秘は免疫の大きな敵です。腸内に便が溜まっていると、それが腐敗発酵して有害物質を発生させるため、免疫細胞はそれらの対処に追われて肝心の体内に侵入してきた細菌やウイルスまで手が回らなくなってしまいます。

さらに、下腹部の不快感がストレスとなって自律神経のバランスを崩してしまい、余計に免疫力を低下させてしまいます。そこで、便秘改善のための腸を動かす運動を行って免疫力を向上させましょう。

布団やマットレスの上に仰向けになって横たわります。膝を立て、腰の幅くらいに開いて、お腹に手を当てます。その姿勢のまま、お腹を膨らませたりへこませたりを繰り返しましょう。

深呼吸をしながら、膨らませるときはお腹を押さえた手に圧力を感じるくらい思い切り膨らませ、へこませるときはお腹を背中にくっつけるくらいの気持ちでやはり思い切りへこませます。

今度は膝を曲げたまま、しっかりかかとを床につけてお尻を上げ、腰を浮かせます。そのまま、同じように思い切りお腹を膨らませたりへこませたりします。この姿勢は慣れないうちは少し辛いでしょうから、無理をせず短時間で切り上げてください。続いて、手と膝を床につけ、肩幅に開いて四つんばいになります。

背中と腰の力を抜き、手と膝で体を支えて視線を上げ、前方を見つめます。お腹に意識を集中して、やはり膨らませたりへこませたりを繰り返します。最後にあぐらを組み、両手を組んで上に伸ばして、お腹を膨らませたりへこませたりします。基本はこの、「お腹を膨らませたりへこませたりして、腸を動かす」ことです。

お腹の筋肉を動かすことで、それと連動して腸も刺激され、動きが良くなって便秘解消になります。

腸の運動を続けていると、少しずつ下腹部が温まってくるのが分かると思います。お腹が冷えると下痢を連想しますが、実は便秘も冷えがもたらしています。腸を動かして下腹部の体温を上げ、便秘を解消して免疫力を高め、快適な毎日を送りましょう。