適度な運動は血行を良くし、体力をつけるとともに体を動かすことでリラックス効果をもたらし、免疫力を向上させてくれます。

また、皮膚への刺激を与えると脳が刺激され、副交感神経の働きが高まってさらに効果が上がります。ここでは、横になった状態で行うことのできる「寝る前ストレッチ」のやり方を紹介します。

まず仰向けに寝転がり、手のひらを合わせて腕を垂直に伸ばします。十分に伸びたところで、手首を90度ひねって手のひらを体と水平にし、再度腕を伸ばします。ひねりは左右両方とも行ってください。

次に、手のひらを合わせたまま、今度は腕を床に対して並行に伸ばしていきます。腕全体が床に付くように意識してください。最後に頭の上で手を合わせ、肘を床にくっつけます。これらを5分間ほど繰り返してください。

ひとつの動作に5秒くらいの時間をかけ、ゆっくりと体を動かすことがポイントです。急いで行うと焦ってしまい、交感神経が刺激されて逆に血管が収縮してしまいます。また、動作の合間に全身の力を抜き、深呼吸をしてください。

横になっているので、自然に腹式呼吸になり、お腹の中まで新鮮な酸素が取り入れられて細胞を活性化させ、老廃物の排出を助けてくれます。

これによって、さらに免疫細胞の働きが活性化されて病気に対する抵抗力が高まります。毎晩寝る前にこのストレッチを行うと、ほど良く体が温まって自然な心地よい睡眠を取ることができ、深い眠りは脳にも内臓にも活力を与え、自律神経のバランスを整えて免疫力を高めてくれます。ストレッチの前にはお風呂に入り、リラックスした状態で行いましょう。

最近疲れ気味で、風邪を引きやすくなったと感じている人、運動不足を実感しているけれど時間のない人。夜眠る前の5分間、横になったままゆっくりとストレッチをして免疫力を高め、元気な体を取り戻してください。