デスクワーク中心の人、家事や通勤であまり運動の機会がない人は、どうしても腰から下を動かすことが少なくなり、腰の骨や筋肉が固まってしまいがちです。

腰は二足歩行の人間の体を支える中心であり、腰の動きが鈍いと、体全体の血流が滞ってしまいます。そこで、いつでもできる「腰ひねり運動」を生活の中に取り入れて、全身にくまなく血液が流れるようにしましょう。

血行が改善されると、体の隅々まで免疫細胞が行き渡り、免疫力向上に役立ちます。基本は足を軽く、肩幅くらいに開いて肩の力を抜き、ゆったりと立って深呼吸します。それから両肘を張り、左に2回、右に2回と腰をひねります。

最初はあまり勢いを付けすぎると反動でかえって腰を痛めてしまうこともあるので、なるべくゆっくりと、負担を掛けないように動かすように注意してください。左右10回ずつくらい行った後、深呼吸して締めくくります。この運動を、毎日、朝晩2~3回ずつ行ってみてください。

ずれたり歪んだりしていた腰骨の位置が矯正され、腰を通る血管が拡張して下半身にも血液が流れやすくなります。

また、姿勢を良くし、腰痛を改善する効果もあります。腰から下の血行が良くなると下半身の体温が下がることを防ぎ、結果的に免疫力を高めてくれます。歩くときも、少し腕を大きく振り、大股で左足は心持右側に、右足は左側に出すようにして軽く腰をひねりながら歩いてみてください。

続けていると、だんだん体が軽く感じられるようになってくると思います。脂肪燃焼を助けて新陳代謝を上げるので、ダイエットにも向いています。ある程度の皮下脂肪は体温を維持するために大切な役割を果たしていますが、太り過ぎは様々な病気の元になります。

積極的に腰ひねり運動を行って、全身の血行を改善させ、脂肪を溜めすぎないようにし、健康的な体を作っていきましょう。