買い物や通勤など、移動するときには普段何を使っていますか?車や電車、バスなどが基本で、運動不足を感じている。そんな人におすすめなのが自転車でのサイクリングです。

サイクリングはエアロビクスやスイミングと同じく、呼吸をしながら行う有酸素運動で、効率的に脂肪を燃焼させる効果があります。足を動かすことで爪先に滞りがちな老廃物の排出を促し、血行を改善して免疫細胞が働きやすい体内環境を作ってくれます。

とは言っても、何もスポーツジムなどでマシーンを使う必要はありません。普通の自転車、いわゆるママチャリで十分です。坂道などは避け、自分のペースで無理をせずペダルを漕いでください。

脂肪が燃焼し始めるのは運動を始めてから20分程度経ったころとされていますが、短い時間でも続けることで同じ効果を期待できます。サイクリングの利点は、体力増強だけではありません。自転車に乗って移動することで風を感じ、日光を浴びて気分をリフレッシュして日頃のストレスを解消することができます。

河原や公園など自分の好きな場所に行って、ゆっくりリラックスするのも良いでしょう。現代人は仕事や人間関係などで常に緊張状態にあることが多く、そのため自律神経の交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪化し、呼吸も浅く早いものになりがちです。交感神経が働きすぎると、免疫力はどんどん低下していってしまいます。

気分転換やリラックスによって、その緊張を緩和し、交感神経を休めて副交感神経を刺激することで、血管が拡張して血行が良くなり、免疫細胞が働きやすくなります。自律神経のバランスを整えることが免疫力向上につながります。

サイクリングの際には車や歩行者に十分注意し、交通安全を心がけてください。車道やビル街など、空気の悪い場所は避けて、自分が落ち着ける空気や景色の場所を走るようにしましょう。また、汗をかいたときのための水分も忘れず携帯してください。汗をかくと水分と同時にミネラルも失われてしまうため、スポーツドリンクなどがおすすめです。

距離や時間も天候によって調節し、暑い時や寒いときは休息を取ることも大切です。特に夏場は熱中症の危険も高まりますので十分注意してください。日焼けの気になる人は帽子や上着などで日差しをカットしましょう。あくまで、自分が「快適」と感じることが重要です。楽しく運動することで、より高い免疫力向上効果を得ることができます。