免疫力を高める生活習慣としてぜひ実行したいのが、昼夜のメリハリのある毎日を送ることです。具体的には朝は決まった時間に起きてしっかりと朝日を浴び体内時計を正常に整える。

昼は適度に体を動かし、出来るだけ屋外で明るい光を浴びる。夜は眠る前にゆっくりとお風呂に入り、体を温め、リラックスして質の良い睡眠を7時間~8時間取ることなどです。どれも非常に基本的なことではありますが、それだけに実行できている人は少ないのが現状です。

人間の内臓は交感神経と副交感神経から成る自律神経によって働きが調節されていますが、起きて活動しているときは神経を興奮させる作用のある交感神経が優位に働いています。反対に、夜に眠っている間には神経をリラックスさせる副交感神経が優位になります。

こうして自律神経のバランスを整えることで免疫細胞の白血球やリンパ球、NK細胞が活性化し、細菌やウイルス、ガン細胞をすばやく攻撃できるようになって免疫力が高まります。

しかし、ただ長く眠れば良いというものではありません。深い、質の良い睡眠が免疫力を高めてくれるのです。そのためには、日中に光を浴びることが重要です。戸外で明るい光を浴びることにより、脳内でセロトニンやドーパミンなどの快感ホルモンの分泌が促され、これが心地よい深い眠りへと導いてくれます。

お風呂で体を温めることも、体温を上げて免疫力を高めるとともにリラックス効果をもたらし、眠りの質を上げてくれます。好きな香りの入浴剤やアロマオイルなどを利用するとさらにリラックスできるでしょう。日中にしっかりと体を動かしておけば、適度な疲れによって眠りに入りやすくなります。

これらの昼夜のメリハリの取れた、規則的な生活を送る習慣を身に付けることで自然と免疫力が上がり、健康な体を作ることが出来ます。

反対に、好きな時間に起きて夜遅く眠り、ダラダラと張りのない日々を送っていると自律神経のうちの副交感神経が過剰に働き、免疫系が暴走してアレルギーを起こしやすい体質になってしまいます。朝日を浴びて一日を始め、日中は活動的にすごし、夜はしっかりと眠ること。この生活習慣を守り、健康な毎日を送りましょう。