バランスの良い食事に加えてサプリメントを服用することで、免疫力を効果的に向上させることが出来ますが、安易に薬やサプリメントを多用するのは考え物です。特にサプリメントは、「たくさん飲めばそれだけ効果が高くなる」と誤解されがちです。

実はその反対で、過剰に摂取すると体に悪影響を与えるものも多いのです。ビタミンやミネラルなどは余分に摂っても、不必要なものは体外に排出されてしまいますし、その過程で逆に内臓に負担をかけてしまいます。食物繊維なども、消化器官が弱っているときに多く摂りすぎると、逆に下痢や便秘など内臓のトラブルを引き起こしてしまいます。

サプリメントにも決められた摂取量があるので、必ずそれを厳守し、過剰摂取を避けるように心がけましょう。不用意にサプリメントを多用すると、成分が過剰に蓄積されて副作用が出てしまうこともあります。

特にアレルギーや持病を持っている人は、専門家に相談してから服用することが肝心です。免疫力を高めてくれるサプリメントの例としては、ビタミンB1~B12などの総合ビタミンがあります。

ビタミンは酵素の働きを助ける作用を持ちますが、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と水に溶けにくい「脂溶性ビタミン」の二種類があります。特にビタミンB群は「水溶性ビタミン」に属し、野菜を食べても料理の過程で水に溶けて流れ出し、不足してしまいがちです。

「水溶性ビタミン」はいわゆる「取りだめ」が出来ないので、野菜不足を感じている人はビタミンB系のサプリメントを使用するのが効果的です。乳酸菌も積極的に取りたい成分のひとつです。

腸の働きを整えて免疫力を高める他、有毒物質を作り出す悪玉菌を退治する抗菌作用、抗がん作用があります。

サプリメントだけでなく、ヨーグルトなどを朝食やデザートに取り入れることで効率良く乳酸菌を摂取することが出来ます。この他、霊芝やアガリクスなどβーグルカンを多く含むキノコ類のサプリメントも免疫力を高めてくれます。しかし、やはりくれぐれも過剰摂取には気をつけましょう。

いくら体に良いと言っても、何にでも限度はあります。使用上の注意を守り、出来れば専門家に相談して、自分の体に合ったサプリメントを適量服用することが、正しいサプリメントの利用法です。