不規則な生活を送り続けることも、免疫力を低下させてしまいます。起きて活動している昼間の時間帯は、免疫系も緊張状態を保っています。

いつ病原菌や異物が新入してきてもすぐに反応できるように、体制を整えているのです。これに対し、眠って体を休めている夜の時間帯は、同じように免疫系もその働きを休めています。

緊張を緩和し、次の日にしっかりと働けるように力を蓄えているのです。このため、仕事や遊びなどで連日深夜まで起きていて、しっかりと睡眠が取れていないと、免疫力も十分にその力を発揮できません。疲れも取れないため、さらに体に負担をかけることになります。

睡眠不足は免疫力低下の大きな原因になるのです。しかし、たとえ十分に睡眠時間を取っているつもりでも、眠りの質が悪いとあまり効果はありません。例えば深酒をしてしまうと、眠っていても肝臓を始めとする体の機能はアルコールを分解するために必死で働かなければならず、免疫系も休息を取ることができません。

連日お酒を飲んで眠る習慣のある人は、それが適切な量かどうか考えてみることが大切です。二日酔いで翌朝気分が悪い、頭痛がする、といった症状があるならば、お酒の量を控える必要があります。

また、不眠がちで睡眠薬を常用している人も、眠りの質が良くない可能性があります。薬を分解するために、やはり肝臓が活動しているためです。できれば薬に頼ることなく、自然な睡眠をとることが理想です。タバコの吸い過ぎも免疫力を弱らせることになります。

タバコにはニコチンなど大量の有害成分が含まれています。これらを攻撃し、排出して体を守るのも免疫系の仕事です。あまりに仕事が多いと、疲れが溜まって元気が無くなるのは当然のことです。

ガンになる確率も大幅に上がってしまいますし、タバコは控えたほうが賢明でしょう。睡眠不足、お酒やタバコの過剰摂取など、生活バランスの乱れはどんどん免疫力を低下させていきます。

風邪を引きやすくなったり、疲れが取れにくかったり、あるいは将来ガンや脳梗塞など重大な病気になってしまうかもしれません。不規則な生活を見直し、よく眠り、よく食べて元気に過ごしていれば、自然と免疫力も上がってきます。