現代は飽食の時代と呼ばれています。特に食生活の欧米化が進み、肉類や油分の過剰摂取が肥満を招き、メタボリック症候群などが社会問題にもなっています。この食べ過ぎの中にも、免疫力を低下させる原因があります。

まず、ものを食べるとそれを消化するために胃や象徴などの消化器官に血液が集中します。その結果、脳や骨髄への血液量が不足し、自律神経のバランスを乱し、免疫力を下げてしまいます。

また同様に大腸や腎臓への血流も不足しますから、排泄機能の低下を招きます。食べ過ぎると便秘がちになり、体内に便が溜まりやすくなります。便は腸内で腐敗発酵して有害物質を大量に発生させるとともに悪玉菌を増やして善玉菌を減少させ、やはり免疫力を低下させます。

排泄機能を高めることが免疫力向上につながりますから、食べ過ぎてしまう食生活を見直すことで、免疫力を高めることが出来るのです。基本的には、夕食後、夜21時以降はものを食べないようにします。

それと睡眠時間が合わさることで消化器官が休息を取り、排泄機能が促進され、朝までに血液をきれいにして内臓の働きを活性化させ、免疫力を高めて病気にかかりにくくなる自然治癒力が向上することになります。

肥満や脂肪肝、糖尿病など食べすぎが原因の生活習慣病を抱える人は、特に食生活を見直し、改善する必要があります。

朝食に取り入れたい食材としては、人参やりんごなどのβカロチンが豊富な野菜や果物、バナナなども消化に良く、エネルギーに変わりやすいのでおすすめです。牛乳やヨーグルトも乳酸菌の働きで腸内環境を整えてくれます。また、生姜入りの紅茶などで体を温め、体温を上げて免疫力を向上させるのも一日の始まりとして適していると言えるでしょう。

朝にしっかりと食べてエネルギーを補い、昼は少し控えめに、腹八分目にとどめておくと排泄機能に無駄な負担を掛けることなく過ごすことが出来ます。また、昼食の食べすぎは消化器官に血液が集中するため脳への血流が不足し、脳の働きを鈍らせるため仕事の能率を下げてしまうとも言われています。

ランチは気分転換の大切な時間ではありますが、やはり食べすぎには注意が必要でしょう。夕食は21時までに済ませることです。

メニューはあまりこだわらず、減食のストレスを解消させますが、週に2~3回は魚を食べて良質なたんぱく質やアミノ酸を取り入れたいものです。食べ過ぎの食生活を改善することで免疫力を向上させ、病気にならない体を作ることが出来ます。